大塚英志「『彼女たち』の連合赤軍」

 もうちょっとで読了。いや、面白いですな。ちょっと図書館へ行って論壇誌のバックナンバーを読み返したい。タイトルに「連合赤軍」の文字があるけれど、そんなに左右のお話は無く(と思うんだけど…その辺は、ムズカシイので)、現在読んでいるところは、戦後のフェミニズムの推移と少女まんがについての語りかな?
 軽くカミングアウトするとおいらは、フェミニストだと自分では思っている。ここで、フェミニストフェミニズム)に関しての説明をちょっと。どこかの本で読んだときに、フェミニストには2種類の解釈がある。(うろ覚えなので、鵜呑みにしないでください…(笑))

  1. 女性の地位向上(選挙権とか差別とか)の運動をしている人。
  2. 女性上位主義者(男性よりも女性を上位として考えて行動する人)

で、自分は2の方に属するフェミニストだと、ちょっと思う。職業柄ってのも多少あるけれど、基本的な思考の方向性は「女性上位」だね。そんな自己観察をしながら、楽しく読書中ですわ。

「彼女たち」の連合赤軍―サブカルチャーと戦後民主主義
大塚 英志

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