今日の衝動買い

 注文していた佐藤友哉フリッカー式」が到着。現在、読書中の大塚英志「『彼女たち』の連合赤軍」を読了したら、次はこれだね。で、偶然というかジャンルと出版社の関連からの必然か、この「フリッカー式」の帯に大塚英志の推薦文が載っていた。(もう一人は、法月綸太郎)ちょっと引用。

作者がどこからやってきてどうしてこんなふうな小説を書いてしまったのかぼくには手にとるようにわかる。多分、こいつはルーシー・モノストーンの子供たちの更に子供たちなんだよ。第三世代のルーシー7の一人め。だからあと6人どこかにいる。−大塚英志

…たしか「多重人格探偵サイコ」では、ルーシー7は一人残らず死んじゃうんだけどなぁ…(笑)。と、思いつつも「ルーシー」の後継者と大塚英志にしていわせる作者とその作品には興味オオアリ。ちなみに、法月綸太郎は作者を「極東のボリス・ヴィアン(嘘)」と称していた。B・ヴィアンと比肩されるとなると、楽しみがまた一つ増えるねぇ。読むのが楽しみですな。

フリッカー式―鏡公彦にうってつけの殺人
佐藤 友哉
講談社
2001-07


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