大塚英志「『彼女たち』の連合赤軍」

 大塚英志の評論は、これが初めて読むのだが論点が面白い人だね。左右の思想を語るのに、比較で出てくるのは少女漫画やピンクハウス(アパレルのね)などを引き合いに出すところは、さすがサブカル論のトップ。中身的な感想は、思想的な内容をたぶんに含んでいるので、ここでは書きませんが、読んでいて面白い。一応、内容は非常に社会的でマジメな論旨で書かれている本ですよ、念の為。