「時をかける少女-アニメーション版-」

この夏に公開されるアニメ映画の中で唯一いい噂が聞こえてきたのが「時をかける少女」だった。
噂の効果もあるものの、キャラデザが貞本義行なので何があっても見に行く予定だった。
が、夏休み映画の中ではセレクトされなかったんだよね…。
で、今回2週間の限定での公開ということで、予定が埋まる前に鑑賞〜。

いあ、良かった。
久しぶりにアニメで良い作品だった。
非の打ち所がないのだが、ぱっとしたものも無いという作品(笑)
だが、その華やかさに欠けているところが、爽やかな作風と貞本キャラとに重なって、すごく地に足の着いた作品になったと思う。
昨今のアニメ映画でよく問題になる声優陣も、若手の俳優を起用していたが違和感無く上手くやっていたので良かった。
印象に残るのは、独白シーンで流れる映像とピアノのマッチングの良さと、タイムリープする際の背景で描かれるデジタルカウンタと機械式時計のデザインは秀逸だった。そそ、ネジはルビー(笑)