化野 燐「蠱猫−人工憑依蠱猫01」

ちょっと前から気になっていた妖怪小説。京極夏彦が、かなり加担している様子だったことが大きな要因。で、作者の化野 燐(あだしのりん)。名前から女性か?とちょっと思っていたんだけど、いい年のおじ様だった(笑)まだ第1章までしか読んでいないが、作者近影と表題である蠱猫や、物語で描かれる猫から察するに、かなりの猫好きとみた!猫を好きな人に悪い人はいない………ハズ(笑)久しぶりに伝奇作品を読んだ。文章的にはちょっと古臭すぎて、味を通り越している感もあるし、一般的な部分の描写で使われている言葉がダサい(笑) が、ネタとしては非常に僕的ツボな内容。伝奇作品ってこんな感じだよねぇ〜。途中で読んでいて、夢枕獏の「幻獣少年キマイラシリーズ」を思い出したね。結局続巻が中々でなかったので、読むのを止めちゃったけどね。