森博嗣「Φは壊れたね」

明日にどうやら新刊「θは遊んでくれたね」が到着すらしいので、復習の為に再読。新シリーズの第１弾ということで、キャラ立ちがちょっとイマイチ。感じる違和感は、多分に読み手の勝手な思い込みだろうな。森センセはマンガも書くので、こういったキャラ立ちはお手の物みたいで、会話やしぐさの描写がツボを上手く捉えている。日常会話ってこんなに意味の無い話の集合体なんだろうなぁ…とか、読んでいて思ってみたり。確認できなくて忘れていたんだけど、レギュラーと思われる登場人物の中で加部谷恵美が出てくるのだけど、Ｓ＆Ｍシリーズで登場しているはずなんだが、どの話だったかイマイチ覚えていない。多分「幻惑の死と使途」だったような気がするんだけど、うろ覚え。新刊では、海月及介クンの哲学話に期待大だね。

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Θ(シータ)は遊んでくれたよ 森 博嗣 講談社 2005-05-10 売り上げランキング : 59 Amazonで詳しく見る by G-Tools