2本目「阿修羅城の瞳」

この春の封切映画で一番の注目作品。劇団☆新感線の人気舞台を劇場化した作品で、主演は舞台と同じく市川染五郎が演じ、ヒロインには宮沢りえ。他のキャストもいいとこぞろいで、樋口可南子渡部篤郎内藤剛志小日向文世韓英恵といった面々。特に良かったのは小日向文世かな。主演の市川染五郎、さすがに舞台でも演じた役柄であるから、演技は抜群に良かった。が、相手役宮沢りえが凄かったので、霞んで見えるかも…(笑)全体としては前半の出来は最高。後半は最低(笑)前半の病葉出門(わくらばいづも)とつばきの絡みシーンはどこをとってもすばらしかった。が、後半のCGを使わざる終えなくなった場面では、構成というか演出は、最低…。シリアスで重要なシーンで笑えるってのは、失敗だろうな…。大昔のTVシリーズ「西遊記」を思い出してしまった(笑)監督は、「陰陽師」等を手がけた滝田洋二郎。舞台に惚れて監督をしたらしい。娯楽作品としての監督の手腕は良いけれど、CGの使い方はイマイチだね。この作品でもう一つ注目するところは、音楽。奇才といわれる管野よう子が担当している。気をつけながら聞いていたけど、非常に聞き慣れた感じの音楽で、映像ともよくあっていた。サントラはやはり購入予定(笑)主題歌のスティングが歌う「マイ・ファニー・バレンタイン」は、ジャズの名曲だけど、何故これがエンディングで使われているのか意図不明…。

う〜ん、やはり劇場で観たかった(泣)

公式サイト→ http://www.ashurajo.com/contents.html

阿修羅城の瞳
サントラ

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さてさて、明日は何をする人ぞ?