NHK「BSアニメ夜話『新世紀エヴァンゲリオン』」

 いろんなところで書かれているとは思うけど、やっぱ見ちゃったからには何か言わないとね。放映されてから10年が過ぎたが、未だに影響力が強いこの作品。当時高校生だった僕も、コネを駆使してリアルタイム版を東京から送ってもらって観るという気合の入れようだった(笑)
 今回の番組は、アニメ夜話ガンダムの時と同じくコメンテーターが選んだシーンについて自由に語るだったが、ガンダムと違いトリビュートとして飾られた意見ではなく、内容のあるコメントが出ていたので面白かったね。しかし、滝本竜彦…(笑)あのコメントの仕方では、司会の乾がかわいそうじゃないですか(笑)岡田斗司夫は呆れてたみたいだしね。作家としてもうちょっと日本語使ってくれとツッコミをいれたい。氷川竜介のマエストロも良い内容だった。アニメの作り方としての補完の経緯という見方は感心したね。さすが目の付けどころにキャリアを感じた。唐沢俊一のコメントが非常に重みがあったかな…。
 後半から「エヴァの中にみる純文学性」について言及していたが、文学として捉えるっていう考えは思い返してみると、確かにうなづける部分があるね。