「プラネテス」

 全26話観了〜。映像のクオリティ、SF要素の正確さ、シナリオの作り、どれをとても見事な一級品だったね。もうちょっと早くに見ていればよかったのだが、如何せん原作を読んでいなかったのが敗因だね。最近の作品群に取り上げられるネタとして「テロリズム」があるけれど、その行程や描写も映画「攻殻機動隊」や、劇場版「パトレイバー2」と比肩する描かれ方だったので満足。しかし、主人公が悟る「宇宙観」のシーンだけは頂けなかった。SFモノの開祖(ま、マンガの開祖だけど)手塚治虫火の鳥」に象徴される輪廻観的なもので解決してしまっていた。これでは、「エヴァ」と一緒なのにねぇ。そこだけが唯一の残念な点だったね。他は<趣乱堂>にレビューとして書く予定。
 友人からもう一つ「蒼穹のファフナー」を頂いたので、次はこれか、積みDVDになってしまっている「ワタル2」を見なきゃかな?