浦沢直樹「20世紀少年」17巻

 さて、連載を読んでいないので分からないが、最後に出てきたのはケンヂなんでしょうか?って、さすがに若くないんじゃない、そんなに?このマンガも、時代と並行しているというか、先に進んでいるというか…。よく書くなという感想。最近の浦沢作品を読んでいると想うのだけど、あっという間に終わりそうな題材を選んでいるというのに、そこまで長く続きますか?と、感心する。「モンスター」然り、この「20世紀少年」然り。よほどプロットの段階で綿密に作ってるんだよなぁ〜と想うのだが、この人は、そこに更に新連載をするという脅威の人だね。「BSマンガ夜話」で「マスターキートン」が取り上げられた時に、確かいしかわじゅんが「上手い手抜き」と評していたが、それがあってのこの連載ペースなのかな?それにしても、ストーリーが面白いので、この人の作品は辞められない。