本日の読了

  1. 京極夏彦「百器徒然袋〜雨〜」
  2. 西尾維新「ダブルダウン勘繰郎」

 榎木津礼二郎<超>探偵のミドルストーリーを3編載せた「百器徒然袋〜雨〜」。今回は探偵の仕切りでかなりの破天荒加減であったけれど、京極堂も関口先生も、変わらないキャラできっちり話に入り込んでるところが流石だねぇ。
内容が、いつもの京極堂サイドではないので、いつもの二人(京極堂と関口センセね)が主から副へと移動すると実際の書き方には変化が無いけれど、読み手に与える印象が変わっちゃったりするものもあるので(それが良い場合もあるけれど)、全くそういった変化を感じずに読了してしまった。
あとは、語り部である「僕」の名前が、最後に出てくるところなんかが、渋い感じかな?

 あと、読み終わる心算の無かった「ダブルダウン勘繰郎」。実際ページ数が少ないので、あっという間に終わるのは目に見えていたのだが、一日2冊の読了とは思わなんだ。
この本、清涼院流水氏の小説世界「JDC」のトリビュート作品として出版された一冊なのだが、いつものことではあるけれど、清涼院流水の作品は未読!買ってるから積読かな?一応読む心算はあるのだが、如何せん本が厚すぎ!京極作品で慣れているとは言っても、あの文量(文庫本で600ページ超)は、気合を入れないと読み始められない・・・。まあ、おいおい読もうかな?と、言うわけでまだまだ積読

さてさて、明日は何をする人ぞ?