日日日「アンダカの怪造学−モノクロ・エンジェル」

4044810028アンダカの怪造学(2) モノクロ・エンジェル
日日日

角川書店 2005-11-30
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

やはりちょっと泣けるんだよね。
その感動のツボを押さえるのが、日日日は結構上手い。
いや、単純に僕が歳を取ったからなのかもしれんけれど(笑)
今回はそれほど面白い怪物名が出てこなかったような感じかなぁ…。
相変わらずのネーミングセンスは、ここまで来ると個性なんだけれど、先に西尾維新を読んでしまっていると、ちょっと子供っぽい感じを受けてしまう。
まあ、僕にはそんなセンスが無いのであんまり言えないけれどね。

登場キャラのステレオタイプは、最初ちょっと気になるのだけれど、展開していくにつれて肉付けがされていくとキャラ立ちしていく。
もう少し、もう少し何かが足りないけれど、多分にそれは今後補える力がまだあるんじゃないかと、期待して次作を待とうかなと。