杉原智則「交響詩篇エウレカセブン−1 BLUE MONDAY」
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サブストーリでもなく、TV版の完全ノベライズでもない、小説として作り変えられた「エウレカセブン」は、思ったよりも面白く読み終えた。
パラレルワールドとして、登場人物名(個性はまたちょっと違う)や設定を共有しながら少しストーリーが違っている。
TV版と併せて見ていくと、奥深く物語を感じ取れるんじゃないかな?
小説としては、少々物足りなさを感じるものの、さっぱりとした文章は読み手を選ばない。
話はそれるけれど、某巨大SNSでエウレカセブンの元ネタ探しをしているコミュニティがある。
結構有名らしくて、エウレカのムックやら雑誌なんかでも取り上げられたらしい。
確かに、すさまじく充実した内容に目を見張った。
元々音楽関係からのネタ振りが多いことは分かっていたのだけれど、そこまでやってますか!?と書き込みを読みながら驚いた。
ってか、書き込んでいる人たちの知識量には脱帽(笑)
何気に音楽関連だけではなく、デザイナーやIT関連などからも引用されているっぽいやね。
色々と調べてみたいけれど、まずはフレイザーの「金枝篇」から読んでみたい。
初版金枝篇 (上) J.G.フレイザー 筑摩書房 2003-01 売り上げランキング : 8,641 Amazonで詳しく見る by G-Tools |