上遠野浩平「冥王と獣のダンス」

ラスボス倒してエピローグ無しという、ちょっと中途半端な終わり方が気になるけど、1冊の大して厚くもない本としては、中身が濃いのにそんな感じをさせない巧い文章だったね。キャラも良い感じだったし…。最後のSF系でありがちなオチも愛嬌かなと。この話に出てくる自動生産プラントって、どの辺が大元なのかな?と、読みながら考えた。あんまり、SFは読んでないから分からんけど、僕の初見は木城ゆきとの「銃夢」かな?ノヴァ教授のプリン製造機はマジで欲しかったなぁ…(笑)

4840215979冥王と獣のダンス
上遠野 浩平

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