西尾維新「ネコゾギラジカル−赤き制裁VS橙なる種」

やっとこさ読み始める。冒頭を読んで、前巻の話をすっかり忘れていることに気付き、読み直すかどうするか思案しているところ…。鳥並みな記憶力を誰か如何にかして…。読み始めたのだが、なんだかイマイチ乗り切れない。「ネコゾギラジカル」上巻からして、ちょっと感じが変わっていたので、なんだかしっくりこないんだよね。中巻である今作も冒頭だけしか読んでいないが、ちょっとイマイチな感じ。感情が無いという感情、いーちゃんの表面だけと分かっているけれど語られる人に対しての感情表現的文章が今回は無い。本音で語らざるを得ないいーちゃんの気持ちはキモチ悪いんだよな、多分(笑)前半というか、第1回戦のクライマックスの書き方も異常に誌的に書かれているのも、ちょっといきなり感情移入を求めますか?という感じで、ちょっとひいた。相変わらずのところは、イタイ描写かなぁ…。

406182399Xネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種
西尾 維新

講談社 2005-06-07
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