今年の小説総評
今年は、結構読んだなぁ…。ってか、読書熱が漸く再燃した感じ。それもこれも西尾維新と森博嗣の所為、じゃなくてお蔭だね。前半は、森博嗣の作品を漁るように読んでいた。原因は「四季」シリーズ。森博嗣のS&M、V、ミチルの3シリーズの集大成的な作品。去年から出版されていたが、今年完結したので4冊一気に購入して読んでいた。その途中で、作品の性質に気付き、Vシリーズを全部読むことに…。途中までは読んでたんだがね…。とにかく、「四季」は今年一番の本だった。鳥肌たった本は初めてだったし(笑)。
去年くらいからライトノベルが幅を利かせる出版界だけど、ラノベにはイマイチ興味が向かない。でも、西尾維新の戯言シリーズは分類で何故かライトノベルに入れられているんだけどね…。各雑誌で今年最も取り上げられた新人の一人であることは間違いないハズ。多分来春までには出版されるであろう戯言シリーズの最新作にして最終作「ネコゾギラジカル」3冊を早く出してね、講談社。
2004年小説ランキング
01位 「四 季」シリーズ 森 博嗣
02位 「クビシメロマンチスト」 西尾 維新
03位 「スカイ・クロラ」 森 博嗣
04位 「百器徒然袋−風」 京極 夏彦
05位 「定本 物語消費論」 大塚 英志
06位 「バイバイエンジェル」 笠井 潔
07位 「失 恋」 鷺沢 萠
08位 「嗤う伊右衛門 」 京極 夏彦
09位 「きみとぼくの壊れた世界」 西尾 維新
10位 「零崎人識の人間試験」 西尾 維新
四季 春 | |
森 博嗣 おすすめ平均 四季様、ご生誕 わくわくして読める さわやか 今までの集大成 最初によんではいけない。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
順位は別にして、最もインパクトのあった本は「フリッカー式」佐藤友哉…。
さてさて、明日は何をする人ぞ?