「スカイキャプテン ワールド オブ トゥモロー」

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 予告の時から気になっていた映画。「ハウル」よりもまずはこれでしょう〜。期待していた以上に面白かった。純粋なエンタメ作品だったね。もう、ネタ満載、ツッコミどころのオンパレードで最高でございましたわ。映画観ながらメモ取っちゃった(笑)。

配役
スカイキャプテン」ジョー・サリバン:ジュード・ロウ
「新聞記者」ポリー・パーキンス:グウィネス・パルトロワ
「英国海軍将校」フランキー・クック:アンジェリーナ・ジョリー

で、ジュード・ロウの演技はやはりよいねぇ〜。ちょっとアニメチックな映像表現になっているので、「A.I」の時のセクサロイドをちょっと思い出した。競演のグウィネスも昔のマフィア映画に出てきそうな衣装が似合っていたしね。一番のツッコミどころは、アンジェリーナの海軍中佐…。黒の眼帯にナチっぽい将校服って、どこかの秘密警察みたいじゃあ〜りませんか〜。同じ様なネタがFSSにあったような…(笑)。他のネタは、最初からヒンデンブルク(火災で有名な飛行船)が出てくるし、ニューヨークに現れる巨大ロボットが某「先行者」(笑)並みだけど目からビームだし、摩天楼でロボットバトルと人物の衣装はアニメ「ジャイアント・ロボ」(新作の方)を思い出したし、ちらっと映る日本の新聞は「毎朝新聞」になっているし、東条英機の入浴写真だしで、笑いどころは満載。肝心のストーリーはどうと言うことは無いけれど、それを補って余りあるコメディ性は素晴らしい。後は美術が見所かな。時代設定が1939年という微妙な時代で、劇場で密会するシーンで映画「オズの魔法使い」が上映されていたり、エキストラはみんな「ディック・トレーシー」みたいにかっちりスーツにソフト帽&トレンチコート。衣装担当がポール・マッカートニーの娘さんらしいね。他にも色々満載ですわ。