本の薦め

 ちょっと前に「お勧めの本を貸して」と言われて、その頃に読み終わった森博嗣スカイ・クロラ」と、西尾維新クビキリサイクル」を貸し出した。先日、読了との事で返却してもらい、メールで感想を貰った。

この手の文法も、この手の救いのない静かで硬質な中身も。
いい作家さん教えてもらった、ありがとー♪

 どうも「スカイ・クロラ」は「闇、濃いめ」と認定されたらしい(笑)。
 
下線が引いている部分でちょっと引っかかった。自身の感想を振り返ると寂しさは感じてはいたが、救いの無さはあまり思わなかった。登場人物達は「救い」をあまり求めていない気がする。誰かに救われる事ではなく、無垢なもの、よりプリミティブで純真な自由への欲求を満たしたいという願いを感じた作品だったので、ある面で人物達に羨ましさを感じたのだが。その方は、悲哀感を感じたみたいだね。性別の差があるような感じをこの感想を受けて考えてみたけれど、どうなんだろうね?まあ、是非にも「ナ・バ・テア」を読んでみて欲しい。

スカイ・クロラ
森 博嗣

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ナ・バ・テア
森 博嗣

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さてさて、明日は何をする人ぞ?