相田裕「GUNSLINGER GIRL」4巻
意外にも、注目ISBNにランクインしていたね…。この作品は、ちょっとマンガに食傷気味だったときに方向転換の際に読み始めたもの。萌え系の絵だったので、そういう内容かなぁ〜と思ったが、全然違った…。内容は非常にダーク。イタリアを舞台に、テロ組織と戦う政府の諜報機関の話で、この中に人体改造された少女が出てくるという感じ。この人体改造に至るプロセスや、人体改造による後遺症、対テロ組織の訓練に耐えうる精神力を作る為と忠実な任務の実行をする為の洗脳など…。かなり、暗らく救いがあんまり無い話ですな。主人公たる少女達の平穏な日々と任務の対比が観ていて非常に怖く、切なくなる。そんな作品。銃器好きとしては、園田健一の「ガン スミス キャッツ」以来の秀逸なガンアクションものだと思うけど…、設定が切ないよねぇ〜。でもお勧め。そういえば、読んでいてちょっと思ったけどこの指導官と義体の関係(フラテッロ)は、FSSの騎士とファティマみたいだよなぁ〜。だから、どうということも無いのだが。
GUNSLINGER GIRL 4 (4) | |
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さてさて、明日は何をする人ぞ?