最近の小説状況

 予想通り宮部みゆき「理由」は、読むのに時間がかかっております。内容的に難しいとかではなく、単純に体調不良による集中力不足と暇の無さが原因。何気に忙しい・・・。
小説そのものには、何等問題は無く面白い!文体がホントにノンフィクションのそれになっているところや、登場人物の多彩さ、ひとつの事件から派生する一般生活に及ぼす影響等。さすが、庶民社会派(なんて言葉はあるのかねぇ〜?)の宮部!っと、唸ります。
映像化されるときも、「困難」と書き立てられていた、登場人物の多さというのが今回のひとつのキーワードになっているので、これから誰に焦点が当てられるのか楽しみだねぇ。